TTE台北國際觀光博覽會レポート

今年はコロナウィルスの影響で上半期に開催予定だった旅行博など展示会は下半期に延期となるなど例年とは異なる動きも見られましたが、現在は例年通り展示会は開催されています。今回はもともと5月に開催予定で、8月28日〜31日に延期となった旅行博、TTE台北國際觀光博覽會(以下、TTE)の様子をご紹介します。会場は台北101付近の台北世貿一館でした。

TTEは今年すでに開催14年目となる由緒ある旅行博の一つです。昨年の来場者数は4日間で30万人強と大盛況で幕を閉じました。今年はまだ正確なデータは出ていませんが、3日間で25万人ほどの予測です。

今年はコロナウィルス感染対策として、チケット購入時は実名を登録し、会場入り口では一人一人体温チェックと手の消毒をして入場です。もちろん全員マスク着用です。

 

今年のブースの数は例年の半分ほどとなり、小規模での開催となりました。どうしても海外の観光局や航空会社などのブースも少なく、また規模も縮小しているところがほとんどでした。

さらに、現在台湾政府の方針で、団体旅行の出国を無期限で禁止の状態です。そのため、台湾現地の旅行会社はほとんど台湾内旅行を売り出しています。

海外からの出展ブースはほとんど認知活動に勤めておりました。
もちろんTTEには日本の出展もあります。日本側では主にパンフレットによる観光のご案内やステージプログラム等、プレゼントの贈呈など旅行解禁に向け、皆様認知活動に努めていらっしゃいました。

 

最近台湾では「偽出国」という海外旅行を疑似体験できる旅行が人気です。「偽出国」の一例として有名なものは、実際出国手続きや免税店で買い物を楽しみ、飛行機に搭乗します。飛行機は近郊の国の上空を飛行し、また台湾に戻ってくるというものです。

この「偽出国」を会場で体験できるようにしているブースもありました。会場で実際に偽の航空券を発行してもらい、飛行機型のブースに乗り込み、観光地の解説を聞きながら実際に現地へ向かう体験ができるようになっています。

他にTTE側の試みとして開幕当日販売していた福袋では日本、韓国、タイのいずれかから行き先を選べる航空券「未來海外機票」のプレゼントを実施。このチケットは2年以内なら航空券に引き換えることができます。台湾内の離島行き航空券と引き換えも可能とのことです。

今回は例年とは異なる様子だった旅行博。コロナウィルスの収束、および自由な出入国解禁がいつになるのか見えない状況で、今後どのように日本をPRしていくか、しばらくは手探り状態が続きそうです。